【心臓病】30年間に3度発症「何度も経験して言えることは“緊急事態でも慌てるな”です」

公開日: 更新日:

 年に3、4回という循環器科の定期検診を欠かすことはなく、血栓予防薬、バイアスピリンなど約20種類にも及ぶ医薬品を毎日、服用してきたという。

 狭心症発症から30年を経た3年前の6月、再び心臓に異変が。

 岡山出張で早朝、羽田空港のロビーに着いた時、心臓付近に激痛が走った。

「担当医からいろいろとアドバイスを受けていたものですから、症状に結びつく病気の知識がありました。これは『心筋梗塞』だと直感しましたね。自動販売機ですぐ水を求め、濡らしたハンカチで胸を押さえながら、3時間ほど長椅子に座っていたのです」

 症状が少し落ち着いた後、タクシーで「日本大学駿河台病院」に行き、そのまま緊急入院。冠動脈の狭窄部に「ステント」(金属製の筒)を留置する手術を受けたという。

 8月に退院して仕事に復帰したが、それから4カ月後の12月、生死をさまようことになる。3度目の経験だった。大阪出張からの帰り、東京駅に着いて間もなく、ホームで呼吸困難に陥った。今度は「心不全」である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃