【顎の痛み】親知らずの感染症と三叉神経痛に市販薬は効かない

公開日: 更新日:

「かなり腫れて、歯茎からウミも出ます。ただ、親知らずが完全に埋まっていると、本人は親知らずがあることが分かっていません。それで市販の鎮痛薬などを飲んでいて悪化させてしまうのです」

 化膿しているので、化膿止めの薬(抗生物質)を飲まなければ腫れは引かない。しかし、市販の化膿止めの薬は塗り薬しかない。腫れている部分は熱を持つが、氷などで冷やすと腫れが引きにくくなるので冷やしたりせず、早めに受診しよう。

「抗生物質を使えば、3日くらいで腫れが引きます。その後に親知らずを抜歯します」

 下顎から頬にかけて、ビリビリと電気が走るような鋭い痛みが出る病気もある。顔の感覚をつかさどっている三叉神経に沿って発作性の電撃痛が起こる三叉神経痛だ。

「三叉神経は目の上や下にも走っていますが、顎の痛みとして感じる人が多い。発作は顔の一部を触ったり、冷気に触れただけでも起こるので、冬の朝、顔を洗うときなどにビリッとくるのです」

 神経性疼痛なので、これも市販の鎮痛薬はまったく効かない。顔をあまり刺激しないように、早めに受診した方がいい。

「治療薬は歯科口腔外科でも出せますが、三叉神経痛は脳の病気が関係する場合もあるので、脳神経外科や神経内科のある総合病院を受診した方がいいでしょう」

【連載】受診までの「応急処置」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に