【口内炎】2週間は様子見 それ以上続いたら病院へ

公開日: 更新日:

 口の中や舌の粘膜にできもの(炎症)ができて痛い「口内炎」。原因によって、いくつか種類がある。東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニックの新谷悟院長が言う。

「最も多く見られるタイプは『アフタ性口内炎』です。原因はよく分かっていませんが、ストレスや疲労による免疫力の低下、睡眠不足、ビタミンBの欠乏などが考えられています。赤く縁どられた1センチ未満の丸くて白い潰瘍ができ、複数発生することもあります」

 入れ歯が接触したり、頬を噛んだり、熱湯や薬品などの刺激で傷ができて起こるのが「カタル性口内炎」。アフタ性と違って、はっきりした境界線がなく、赤くただれたようになる。

 ウイルス感染で起こる「ウイルス性口内炎」は、単純ヘルペス(口唇ヘルペス)や、梅毒、淋病、クラミジアなどの性感染症が原因になる。多くは粘膜にいくつも水疱(すいほう)ができ、それが破れてびらんができる。

 その他にも、たばこの吸い過ぎで起こる「ニコチン性口内炎」や、口の中に常在するカンジダ菌(カビの一種)が原因になる「カンジダ性口内炎」の場合は、口の中に白いコケ状の斑点ができるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ