【うつ病】EDで彼女の献身的な行為もプロの技も効かない

公開日: 更新日:

 40代で人材派遣業の会社を起こしたとき、アルバイトで入ってきた若い女性だった。机を並べている間に恋心を抱き、男女の仲になったが、越川さんより20歳も若かった。結婚の約束までしていたが、年の差がネックになって彼女の両親から猛反対されていた。

 月に1、2回、彼女は越川さんのマンションを訪ねてきて泊まっていく。酒を飲みながら笑いの絶えない会話を楽しんでいたが、うつ病発症から2年後、セックスがまったくダメになった。彼女は時間をかけて、献身的に勃起を促してくれたが、ピクリともしない。勃起不全薬も何度か試してみた。しかし、ほとんど効果がなかった。

 まだ50歳を過ぎたばかりで、勃起不全になるような老齢ではない。越川さんは、「うつ病を自覚する52歳の直前まで、毎日でもセックスは可能だったんです。これが、どんなに優しくされても勃起しない。インポですね。このショックは大きかった。大げさですが、生ける屍になったような気分でした」

 勃起不全は相手が悪いからではと思い、事前に勃起不全薬を飲んでから池袋のソープランドへ行き、その道のプロに任せてみた。しかし、結果は同じだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 2

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 5

    維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略

  1. 6

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  2. 7

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  3. 8

    「これが寝るってことだ」と感激…女優の岡崎友紀さん変形性股関節症との苦闘

  4. 9

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  5. 10

    公然わいせつ容疑で逮捕→釈放も“連帯責任”…Aぇ! group草間リチャード敬太の芸能界復帰はイバラの道