早朝ジョグや入浴後は注意 「寒冷じんましん」正しい対処

公開日: 更新日:

■対処法に3つの注意点

 対処法は体を温めることだが、なかには誤った対処法を取る人もいる。

「寒冷じんましんを通常のじんましんと間違えている人も多いのです。通常のじんましんは冷やすとかゆみが治まりますが、寒冷じんましんは逆効果です。かゆみが増し、かきむしって皮膚が傷つくと、冬場は皮膚が乾燥し、バリアー機能が弱まることも手伝って、湿疹を起こしやすくなります。寒冷じんましんが何度も起きるようなら、じんましんの症状を抑える抗ヒスタミン薬を病院で処方してもらうのも手です」

 寒冷じんましんを予防するには外出する際は体を冷やさないように、手袋をつけ、厚手の靴下をはくなど完全防寒着で対策を取るのはもちろん、以下の点にも注意したい。

運動などをした後は、汗をこまめに拭く。汗で体が冷えないようにする。
②お風呂の脱衣所自体をしっかりと温め、すぐに服を着る。
③ネックウオーマーやマフラーなどを着用して温度調節をしやすくする。

 なお、暖かくなってもじんましんが続く場合は、寒冷じんましんではない可能性がある。皮膚科の受診が必要だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状