【骨折】段ボールや雑誌を添え木にして包帯で固定

公開日: 更新日:

「肋骨の骨折は、基本的には自然に治る、心配の少ない骨折ですが、3本以上折れていると肺に刺さる危険性があります。肺に穴があく『気胸』を起こすと外科治療が必要なので、早く受診して見極めてもらうことが大切です。『呼吸』『せき』『笑う』だけでも痛むので、家庭に胸部バンドやサラシがあれば、胸に巻くと痛みが少しは軽減します」

 骨折の治りが早いか遅いかは、骨がずれていないかと骨折の部位によっても違うという。血流の悪い部位は、骨がつくまで時間がかかる。大腿骨の頚部骨折は、ヒビでもクギで固定したり、人工骨頭に置き換えたりする手術が必要になることが少なくないという。

「股関節の場合、歩けても骨折していることがあります。ですから、太ももの付け根に痛みがあれば無理して歩かないでください。受診するときも、タクシーなどの交通手段を使って、できるだけ股関節を動かさないことが重要です」

 やってはいけないのは、整形外科で診断がつく前に接骨院や整骨院へ行ってしまうこと。骨折しているのに触られてしまうと骨がずれてしまう。急性の外傷は必ず整形外科を受診しよう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状