免疫力アップと注目だが 「ファイトケミカル」の落とし穴

公開日: 更新日:

 例えば、トマト、ワイン、ナッツなど、多くのファイトケミカルを含む地中海料理は世界一健康的な食事といわれる。しかし、それは白人に限っての話。日本人やハワイの原住民などに同じ効果が期待できるわけではない。

 その原因は遺伝子にある。日本人は飢餓耐性の遺伝子があり、白人と同じような量を食べると肥満になってしまう。

 遺伝子より塩分感受性が強いため高血圧になりやすい。地中海料理の特徴のひとつであるワインはアルコールの分解能力の低い遺伝子を持っている大多数の日本人には取りづらい。無理をすると強い二日酔いに見舞われる。乳糖を吸収・分解する能力が低い日本人は牛乳を取ると下痢などの消化器障害を起こすことがある。

「とくにゼノバイオティクスによる解毒の中心となるのが、CYPと呼ばれる酸素添加酵素です。第1相解毒の主要酵素として肝臓などで解毒等の働きをします。この酵素をつくるためのCYP遺伝子は多くの多型(変異)による個人差、人種差が存在します」

■喫煙は20倍、飲酒は256倍の差

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  2. 2

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  3. 3

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  4. 4

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  5. 5

    “キムタク効果”見込んだ吉野家の戦略は残念な結果に…ファンの間に沸き起こる「藤田ニコル復帰待望論」

  1. 6

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  2. 7

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  3. 8

    「夫婦別姓刑事」とフジテレビの時代錯誤…“看板に偽りあり”のタイトルと「超・年の差婚」設定への嫌悪感

  4. 9

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  5. 10

    維新また猿芝居…国会空転トップ会談で定数削減法案に“白旗”も「今時点で取り下げない」と強がるワケ