裸眼1.0未満が過去最高に 近視になる本当の理由と対処法

公開日: 更新日:

 現在、近視予防にはどんな手段があるのか?

「至近距離を見るときに目の調節を手助けしてくれるMCレンズメガネがあります。岡山大学の実証研究では通常のメガネと比べて15%程度近視抑制効果があったとされています。特殊なコンタクトレンズを就寝前につけることで角膜のカーブを変えて視力を矯正するオルソケラトロジーは子供に高い効果があります」

 海外ではマルチフォーカルソフトコンタクトレンズの近視抑制効果にも注目が集まっている。

「研究が進んでいるのは目の毛様体と調節機能をマヒさせるアトロピンという点眼薬です。100倍に薄めて副作用を抑え、近視抑制を行う研究では60%の近視抑制効果があったとされています」

 眼軸が伸びて近視になった人の眼軸は再び短くはできない。心配な人は定期的に目の検査を受け、眼科医に相談することだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし