ラーメン完食は手術5カ月後 藤原組長が胃がんとの闘い語る

公開日: 更新日:

 俺は病院嫌いだから健康診断は何十年も受けていなかった。「お箸が下手」と言われなかったら検査なんてしなかったし、医者には「あと1カ月遅かったらもうダメだった」と言われたから、あのお母さんは命の恩人だな(笑い)。

 手術では胃を半分切って、胆のう、胆管を切除。さらに逆流性食道炎にならないように小腸を何センチか切って食道につなげたらしい。本来なら胃の全摘が理想みたいなんだが、プロレスをやるためには胃は残した方がいいということだった。

「絶対カムバックするだろうから」と先生が知恵を絞ってくれたんだ。

 胸の下からへその下までガッツリ切ってるわけだから痛くないわけないんだけど、集中治療室で看護師さんから「痛くありませんか?」と聞かれるたびに「大丈夫です」と言い続けていた。みんなガマンしていると思ってたからさ。術後4日も経ってからモルヒネっていう痛み止めがあることを知って、4日目にやっと導入。そうしたらまぁよく眠れたよ(笑い)。

 抜糸は普通、術後2週間ぐらいらしいんだけど、俺は4日で抜糸、2週間で退院という異例の早さで回復できた。もともとの回復力が異常に高い上に早くからリハビリもしたからね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル