10月以降は要注意 中高年が目の老化に注意すべき5つの理由

公開日: 更新日:

「老視だと暗所での視力はさらに出にくくなります。老視は近くがぼやけて見えにくくなるだけと思う人がいますが、他の視機能も低下します。例えば暗順応の遅れです。明るいところから急に暗いところに入った場合、最初は周囲が見えにくく感じますが、徐々に慣れて見えるようになります。これが暗順応です。逆に暗いところから明るいところへ出た場合の現象が明順応です。中高年は特に暗順応が低下します」

 一般的に暗順応は明順応よりも時間がかかるため、夕方に高齢者ドライバーは特に見えにくくなる。

 トンネルの出入りはもちろん、明るい幹線道路から暗い生活道路へ入るときの歩行者の見落としにつながる。

■距離を把握する深視力も衰える

「深視力のある人は両目を使ってバランス良く距離を把握しますが、老視があると、それができにくくなります。目を寄せる働きが低下して、左右どちらか一方の目を中心に見る傾向が出て、見るモノが平面になり、距離感をつかみにくくなるのです」

■動体視力が落ちていく

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    「育成」頭打ちの巨人と若手台頭の日本ハムには彼我の差が…評論家・山崎裕之氏がバッサリ

  5. 5

    進次郎農相ランチ“モグモグ動画”連発、妻・滝川クリステルの無関心ぶりにSNSでは批判の嵐

  1. 6

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    銘柄米が「スポット市場」で急落、進次郎農相はドヤ顔…それでも店頭価格が下がらないナゼ? 専門家が解説

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題か...大谷の“献身投手復帰”で立場なし