著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

1年間42人 お酒の毒が回って亡くなる中高年は意外にも多い

公開日: 更新日:

 アルツハイマー病などの患者の中にも、実はアルコールが原因の人が、かなり交ざっているはずです。

 お酒は膵臓にも悪いことが分かっています。アルコール性膵炎で16人が亡くなっています。死者は少ないですが、急性・慢性膵炎で入院に至った人は、その何十倍もいることでしょう。

 酒毒が心臓に回ると「拡張型心筋症」を発症することがあります。重症化すれば死ぬことがあります。20人が死にました。さすがに中高年にもなって、一気飲みをする人は少ないと思います。しかしそれでも急性アルコール中毒で亡くなる人は、後を絶ちません。「アルコールの毒作用」によって42人が死にました。

 主婦のみなさんは、旦那さんの健診結果と、普段の酒量を一度、確認したほうがいいかもしれません。

 職場健診で肝機能に関係するのはAST(GOT)とALT(GPT)。肝臓に問題があると、数値が両方とも上がってきます。

 せめて定年まで元気に働かせたかったら、できるだけ基準値に収まるよう、早めに対策を立てるべきです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外