【ストレスホルモン】血糖値や血圧を上昇させて体を守る

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 人がストレスにさらされたとき、体を守るために分泌されるホルモンが「コルチゾール」と「アドレナリン」だ。コルチゾールは副腎の表皮(皮質)から、アドレナリンは副腎の内部(髄質)から分泌される。東京都立多摩総合医療センター内分泌代謝内科の辻野元祥部長が言う。

「ストレスが加わると交感神経が優位になり、エネルギーが必要になります。そのようなとき、これらのストレス対応ホルモンの分泌が高まり、糖の貯蔵庫である肝臓に作用して血糖値を上昇させたり、血圧を上昇させたりして、体を守るように働くのです」

 単発的なストレスに対しては、主にアドレナリンが対応し、継続的なストレスに対してはコルチゾールが対応するような役割になっているという。

 人のストレス度を測定するときに、よく唾液検査が用いられる。これは唾液中のコルチゾール濃度を測っていて、コルチゾールは別名「ストレスホルモン」とも呼ばれている。ただし、コルチゾールの分泌は日内変動が大きく、朝の目覚める前からピークになり、午後になるほど分泌が低下していくという。

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