大腸切除でお腹を壊しやすくなり体重も増えやすくなった

公開日: 更新日:

 リンチ症候群は、比較的若い年代で大腸がんが発症することが多く、それ以外のがんのリスクも高くなることが報告されています。子宮内膜がん、胃がん、卵巣がん、膵臓がんなどですが、日本人の研究が進んでいないので、基本的には欧米人の調査結果です。

 母は子宮体がんを最初に発症し、大腸がん、胃がん、膵臓がんも見つかった。私は、リスクが高いとされるがんについては、半年に1回、検査を受けています。毎年1月は“検査祭り”なので、結構忙しいですね。また、今後の研究のために、治験への細胞提供をしています。

 大腸がんの手術による影響はいくつかあります。まず、切除した部分が長かったせいか、お腹を壊しやすくなりました。「よく噛みましょう」と言われますが、私の場合、本当によく噛まないとお腹を壊してしまいます。美肌温泉家の取材で各地の温泉に出向いている私には、これが結構厄介なんです。特にプレスツアーなどの場合は、時間がありませんから、早く食事をしなくてはならない。よく噛むことがなかなか難しくなるんです。

 早くに大腸がんが見つかっていたら、そもそも大腸を切らなくてもよかったわけで、そうすると、お腹を壊しやすくならなかったのになと、時々思います。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言