どういう患者が医者に好かれるのか?または嫌われるのか?

公開日: 更新日:

 病院で治療を受ける時、どうせなら「医者に好かれる患者」でいたい。どういう患者が医者に好かれるのか? 『知ってはいけない医者の正体』の著書があり、のべ10万人以上の患者と接してきた「二本松眼科」(東京・平井)の平松類医師によると、大きく分けて2つのタイプがあるという。

「ひとつは、『治療などは、お医者さんにお任せします』と言って、本当に“お任せ”の患者さん。治療についていろいろ言われるのを面倒がる医者は多いので、こういった患者さんは歓迎されます。逆に、『お任せします』と口では言っているのに、実際はそうではない患者さんは嫌がられる傾向があります。そしてもうひとつの“好かれる患者さん”のタイプは、医者と同じ土俵で話せる患者さんです」(平松医師=以下同)

「同じ土俵」というのは、医者と同じ医学用語を介して話ができる患者、という意味ではない。医者の言う意味を正しく理解した上で、治療について希望を述べる、ということだ。たとえば乳がん手術となった場合、医者は乳房の全摘手術を勧めている。しかし患者は乳房温存を希望している。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ