はとバス事故で死亡者…インフル「仕事休め」の重大サイン

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 米山氏によると、事故を起こしたバス運転手は約12時間のうちにインフルのウイルスが増殖したと考えられるそうだ。

「初期症状を感じたら医師の診察を受け、ゾフルーザやイナビルなどの薬を飲むべきです。どちらも1回飲めば4、5時間で熱が下がります。日本人は体調が悪くても仕事をしますが、欧米人はインフルになったらすぐに休み、結果的に早く回復する。悪寒などの前兆は体が『仕事を休んで安静にしろ』と命じる重大なサイン。見落としてはなりません」(米山公啓氏)

 気になるのは事故を起こしたバス運転手の刑罰だ。

「刑事裁判では過失運転致死傷罪に問われると思われます。体調が悪いと分かりながらバスを運転したとすれば通常の事故より責任が重くなるはずです。これは一般サラリーマンも同じなので気をつけてください」(弁護士の篠原一廣氏)

 病んだら乗るな、である。

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