感染リスクはゼロにはできない 気にすべきは「ウイルス量」

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 新型コロナの感染拡大が止まらない。18日には全国の新規感染者数は913人に上り、死者16人は緊急事態宣言解除後最多だという。再度日常生活で何に注意したらいいのかを公衆衛生に詳しい岩室紳也医師に聞いた。

「感染者が増えている原因のひとつは、一般の人が自分でできる予防法を正しく、具体的に理解していないからです。それは専門家の説明が正しく伝わっていない証左でもあります。例えば、あるテレビ番組に出演した際、『キスで新型コロナはうつりますよ』という話をしたら、スタジオがざわめきました。『知らなかった』というのです。しかし、口や鼻から出る飛沫に含まれるウイルスが感染源のひとつであることは散々専門家が話し、報じられています。感染者とキスをすれば、その唾液には目に見えない飛沫とは比べものにならないほど大量のウイルスが含まれている可能性があるのですから感染リスクが高くなるのは専門家の常識です。ところが一般の人にいまだにその認識が浸透していないのです」

 そもそも感染症では感染リスクをゼロにすることはできない。できるのはそのリスクを減らすことで、それにはウイルスが多く含まれている落下した飛沫に触ったり、飛沫が付着した飲食物を口にしたりしないことだ。専門家のこの常識がいまだに伝わっていない一般人は多いという。

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