「三寒四温」で頻発?目の奥の痛みやギラギラした光は天気痛が原因

公開日: 更新日:

 片頭痛の前兆となる目の症状には、ほかに色覚の変化または喪失、ぼやけた視力、画像の万華鏡のような破砕像、物体の歪み(実際よりも近く、遠く、または大きく見える)、または水を通して物事を見ているように見える場合もある。

「その原因は天気痛と同じで、耳の奥の内耳と呼ばれる部分にある気圧センサーが気圧の変化を感じることで、交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまうからです。すると頭痛の原因である血管の拡張の前に脳血管攣縮が起こり、脳の視覚領域に一過性の虚血が生じます。その結果、ジグザグ模様の光が視野の中心部分から次第に広がるというわけです。この症状は20~30分で消えます。また、子供を中心に片頭痛後に眼筋麻痺が続く『眼筋麻痺性片頭痛』を発症する人もいます」

 米国立頭痛財団によれば、天気痛による片頭痛の視覚異変は実際の片頭痛に30分~1時間先行して起きるという。

「天気痛に伴う片頭痛や視覚異常が起きれば、安全に運転したり、落ち着いて仕事をすることは困難です。天気痛を甘く見てはいけません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状