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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

疲れ目の改善はアサリとクコの実で「肝」の働きを強化する

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 テレワークで長時間のPC作業、休憩タイムにはスマホのチェック……。目の疲れは、頭痛肩こりにもつながってつらいもの。体の中からしっかりとケアしましょう。

 目は中医学で「肝」と呼ばれる臓器と関係が深く、肝の機能が低下すると目の疲労につながりやすいとされています。よって、改善のためには肝の働きをパワーアップして、目にしっかりと栄養を送り届ける「食べる目薬」食材を取り入れることが大切です。

 おすすめはアサリ。肝に働きかけ、目に栄養を与えて癒やしてくれる「眼精疲労お助けシーフード」です。また、カキ、イカ、カツオも疲れ目の改善に役立ちます。

 野菜はホウレンソウ、小松菜が目の疲れを癒やしてくれます。フルーツはイチゴ、ブルーベリーなどのベリー類がおすすめです。

 そして「薬膳といえばこれ」というイメージが強いクコの実もぜひ使ってみてください。目の疲労を取り除き、視力を回復する効果があるとして、中国では眼精疲労、視力低下、ドライアイなど目のトラブルに必ず用いられます。長時間PCを利用する人にとっては、まさに目の「赤い守護神」です。

 デザート使いの印象があるクコの実ですが、味にクセがないのでどんどん料理に使ってみましょう。煮物、炒め物に加えたり、サラダなど料理のトッピングに使うと彩りもよく、手軽に「疲れ目薬膳」化を図れます。お湯1カップにクコの実大さじ1を入れて数分蒸した「クコ茶」もおすすめです。

 また、乾燥がひどくて目を開けているのすらつらい……というドライアイに悩む人におすすめなのが、ニンジン。疲れ目によく、視力をアップするとともに目の乾きを癒やすという、まさに「目薬野菜」なのです。

 そして白ごまも、しばしばしている目にたっぷりと潤いを与えるアイマスク効果を発揮してくれます。目の乾きを感じたら、すかさずゴハンやおかずにふりかけて、体内から「眼球モイスチャー化」を図りましょう。

 目の充血や炎症が気になるときには春菊、ゴーヤーが役立ちます。忙しいときは、ハーブティーでアイケアを。ミントティーやカモミールティーが目のクールダウンに効果的です。

■疲れ目改善薬膳レシピ
総合目薬サラダ


 疲れ目の改善に役立つアサリとクコの実、目の充血によい春菊、ドライアイによい白ごまを使った「総合目薬サラダ」。塩抜きが面倒なアサリも缶詰を使えば手軽に調理可能です。「目薬エキス」ともいえる缶汁も余すことなく使いましょう。アサリのうま味が効いた中華風ドレッシングで春菊がおいしくいただけます。

【材料】1人分
●アサリ水煮缶(130グラム)  2分の1缶
●春菊  2分の1把
●白すりごま 大さじ1
●クコの実  大さじ2分の1
●ドレッシング(サラダ油・酢 大さじ1、しょうゆ・ごま油 大さじ2分の1、みりん 少々)
●塩・こしょう 適量

【作り方】
 ボウルに春菊の葉先をちぎり入れ、アサリの身も加え、缶汁大さじ3を混ぜ合わせたドレッシングをかけてあえ、塩・こしょうで味を調える。器に盛って、白すりごまをふり、クコの実を散らす。

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