うがい30秒でコロナの力価がほぼゼロに 注目の「MA-T」とは?

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 MA-Tの主成分は亜塩素酸イオン水溶液で、そのままでは水と変わらない。しかし細菌やウイルスがいると、細菌やウイルスを攻撃する水性ラジカルが必要量だけ生成される。細菌やウイルスがなければ、水性ラジカルは生成されない。

「そのため性質が非常に安定しており、10年以上長期保存しても性質が変化しません。従来の消毒剤であるアルコール、次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウムでは、そうはいきません。アルコールは揮発性で、ほかの2つは数週間から数カ月で効果がなくなります」

■大阪大が効果を証明

 阪井教授がMA-Tを知ったのは2019年12月。要介護者の口腔ケアを安全に行える除菌成分を探していたときだった。大阪大学薬学部が5年ほど前からエースネットとMA-Tの共同研究を行っており、口腔ケアに使えるのではないかとの相談があったのだ。

「MA-Tを使って口腔ケアを行うと、除去に30分以上かかる場合もある口腔内の乾燥痰や剥離上皮がコロッと取れた。そこで20年1月から口腔ケア商品の共同開発を始めたのです」

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