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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【栗】「腎」の働きを高めて尿トラブルに威力を発揮する

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 おすすめは栗。腎の働きを高めるとともに、尿トラブルに威力を発揮します。また、足腰の衰えによく、腰痛対策にもおすすめです。全身の筋肉、関節強化にも役立ちます。さらに脳の機能を高める働きにも優れているので、アクティブシニアにうれしい木の実なのです。また、栗は体を温める作用もある食材で、冷えが気になる人にも取り入れてもらいたい食材です。

 栗といえば秋が旬ですが、甘栗であれば通年、摂取が可能。また、おやつにつまむだけではなく、さまざまな料理に使って、こまめに取り入れるとよいでしょう。

 栗というと「栗ごはん」のイメージしかないかもしれませんが、味噌汁、シチュー、煮物などの具に使うと、ほっこりやさしい甘みが加わっておいしくいただけます。刻んでサラダに入れたり、炒めものに使うのもよし。栗の頻尿改善効果を高めるために、ぜひ組み合わせたいのがギンナンです。中国では「白果」の名前で生薬としても使われ、尿の抑制作用が高い食材です。そのほか、クルミ、もち米もおすすめです。

■栗高齢薬膳レシピ

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