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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

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 便秘というと、女性に多いイメージがあるかもしれませんが、年を重ねると男性にも多く見られます。

 とくに60歳を越えると顕著になり、年齢が上がるにつれて男女ともに慢性的な便秘に悩む人が増える傾向があるのです。

 腸の蠕動運動は、加齢によって低下します。また、排便の際に必要な腹圧や肛門括約筋の働きも弱くなり、しっかりといきめなくなってしまうのです。さらに、食事量が減る、運動不足などの要因も重なって、便秘が悪化してしまいます。

 便秘は、中医学においても健康の大敵です。大腸は「肺」と呼ばれる臓器と関係が深いとされています。

 肺は呼吸器系をつかさどる臓器で、呼吸によって大気中のきれいな気を吸いこみ、汚れた気を排出する働きがあります。肺が滞りなく機能することによって、人間のエネルギー源である「気」が全身に行き渡り、満たされるのです。

 肺が弱ると、喉、鼻など呼吸器系トラブルだけではなく、疲れやすい、風邪をひきやすいといった不調も引き起こします。また、いまもっとも気になる免疫力の低下の原因にもなり、花粉症やアレルギー症状も表れやすくなります。

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