「緑内障」は中途失明の原因1位の病気だが…正しく知れば怖くない

公開日: 更新日:

「房水の出口が急に閉じてしまう『急性緑内障発作』では猛烈な吐き気や頭痛に襲われる。そのため、病気の発症が明白にわかります。しかし、開放隅角緑内障の場合には、それがありません。しかも、中心視力は侵されず、周辺部の視野欠損で始まります。そのため、自分が緑内障と気が付かないまま日を過ごしている人が緑内障患者の80%にも及ぶのです」

 とはいえ、視野が欠け続けていけば、途中で気が付くのではないか、と思う人もいるかもしれない。しかし、目にはそうならない仕組みがあるという。

「視野に欠損があっても、脳が周りの視野の色合いを使って欠けた部分を埋め合わせてしまうのです。そのため片目を隠して世界を眺めても最後まで視野欠損があることにはなかなか気が付けないのです」

 目の異常に気付くには眼科検診を受けることだ。

「最も容易に異常を見つけられる方法は眼底写真による判定です。視神経乳頭陥凹拡大というのが緑内障の疑いという意味です。その場合には、眼圧測定、3次元画像解析、それに視野検査をします。実際には眼圧があまり高くないタイプ、つまり正常眼圧緑内障が過半数を占めます。まして、自分で眼圧の上昇や、視野の欠損に気が付くことはまれです。ですから、眼科検診を定期的に受けることが大切なのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に