歴史的な円安、相次ぐ値上げ…生活苦は「歯」の健康へどう影響するのか?

公開日: 更新日:

「景気変動が健康にどう影響するかについてはさまざまな考え方があります。近年は景気拡大期は余暇時間が減少し、ビジネスに関わる会食やストレスの増加などから死亡率が高まると報告されています。しかし、2000年以前は、景気後退期はそれに伴う失業リスク増加や受診控えの減少、食生活の悪化により、貧困層や人員削減でより多忙となる中間管理職の死亡率が増加するとの見方が強かった。少なくともお口の中の健康は、貧富の差が拡大している日本では景気後退期に悪くなります。そもそも経済的に余裕のある家庭では虫歯が少ないし、高齢者の残歯数は世帯支出が低いほど少ないのです」

 最近は10代の虫歯は減っているものの、高齢者の虫歯や歯周病が増えていて高齢者の歯科診療の必要性は高まっている。ところが、お金の問題で必要な歯科治療が受けられない高齢者が増えているという。

年金生活が始まると途端に歯科受診を避ける高齢者は本当に多い。介護保険料などが値上がりし、痛みが出ない限り歯科医院に行かないからです。そういう人がたまに受診すると虫歯だらけで、残歯本数が少ないケースがほとんどです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網