胃痛、胸やけ、食道の不快感に効く市販薬「PPI」の使い方

公開日: 更新日:

 使用時の注意点としては、3日間使用して改善が見られなければ、薬の服用をやめること。また、2週間を超えて継続使用しないこと。

「薬を飲んでも効果が見られない、もしくは薬をやめると症状がぶり返すというようであれば、市販薬では対応しきれない可能性があります。速やかに消化器内科を受診してください」

 PPIは、購入時に薬剤師から説明を受けなければならない要指導医薬品。お薬手帳を必ず持参し、薬剤師に相談を。

「ほかに飲んでいる薬がある場合、PPIとの併用によって、併用薬の効果などの出方が変わる恐れがあります。患者さんの中には普段飲んでいる薬の名前をしっかり覚えていない方も多いため、薬剤師はお薬手帳を見ながら、PPIと飲み合わせの悪い薬を服用していないかを確認します。H2ブロッカーについても飲み合わせの悪い薬がありますので、要指導医薬品ではありませんが、お薬手帳の持参を強くお勧めします」

 スイッチOTCとなったPPIを上手に利用しよう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗