(4)「マンモ検診」と「超音波検診」のメリットとデメリット

公開日: 更新日:

 一方、超音波(エコー)検査は、単独では死亡率減少効果が示されていないため標準検査にはなっていないが、マンモグラフィーとともに、全国の市区町村の約40%(乳がん検診を実施している1729市区町村を調査)が実施している。

 超音波検査は、マンモグラフィーでは病変を見つけにくい高濃度乳房でもがんを見つけやすいが、石灰化の検出は得意でない。担当する医師の経験によって結果が左右される可能性もある。ただ、AIで診断支援をするスマオピ(連載3回目で紹介)を使うことでがんの発見率と精度も上がる。

 マンモグラフィー検査と超音波検査は、それぞれメリット、デメリットが違うため、併用して受診するとがんの発見率が高くなるとされる。併用すると、マンモグラフィー検査単独(0.32%)より発見率が1.5倍高くなる(0.50%)という調査結果(J-START研究)もある。

 慶大医学部教授の林田哲氏(乳腺専門医)も「医学的に見ると併用した検診が一番いい」と勧める。

 その他、自費診療だがMRIがある。強力な磁石と電波を用いた画像検査で、死亡率減少効果は示されておらず、学会などにおける検診時の評価が確立していない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    “言い訳番長”高市首相の呆れた支離滅裂ぶり 1000万円カタログギフト配布で「政党支部の認識」を都合よく使い分け

  3. 3

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  4. 4

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  5. 5

    「ウルトラセブン」アマギ隊員古谷敏さんは82歳「人生、今が一番、充実していますね」

  1. 6

    【ヤクルト】故障ラッシュで離脱13名、池山監督も球団も「若手を育てるしかない」と覚悟を決めた

  2. 7

    高市外交は「二重苦」の真っただ中…チャイナリスクとトランプ関税問題で削がれる日本の国益

  3. 8

    フィギュアりくりゅうペアらに新たな試練 ロシア製“鉄の女”が目論む2030年仏アルプス五輪の大逆襲

  4. 9

    大谷翔平が名古屋に上陸! 愛知県警大動員の“超厳戒態勢”でWBC狂騒曲が始まった

  5. 10

    MEGUMIは令和ロマンくるまと熱愛発覚&ネトフリ独占の快挙なのに…独身を嘆く元夫・降谷建志のダメ男ぶり