(4)「マンモ検診」と「超音波検診」のメリットとデメリット

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 一方、超音波(エコー)検査は、単独では死亡率減少効果が示されていないため標準検査にはなっていないが、マンモグラフィーとともに、全国の市区町村の約40%(乳がん検診を実施している1729市区町村を調査)が実施している。

 超音波検査は、マンモグラフィーでは病変を見つけにくい高濃度乳房でもがんを見つけやすいが、石灰化の検出は得意でない。担当する医師の経験によって結果が左右される可能性もある。ただ、AIで診断支援をするスマオピ(連載3回目で紹介)を使うことでがんの発見率と精度も上がる。

 マンモグラフィー検査と超音波検査は、それぞれメリット、デメリットが違うため、併用して受診するとがんの発見率が高くなるとされる。併用すると、マンモグラフィー検査単独(0.32%)より発見率が1.5倍高くなる(0.50%)という調査結果(J-START研究)もある。

 慶大医学部教授の林田哲氏(乳腺専門医)も「医学的に見ると併用した検診が一番いい」と勧める。

 その他、自費診療だがMRIがある。強力な磁石と電波を用いた画像検査で、死亡率減少効果は示されておらず、学会などにおける検診時の評価が確立していない。

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