増税前の資産防衛…REITでリスク分散

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 このように個人では困難な実物不動産への投資が比較的少額でできる。

 J―REITの最大の魅力は、不動産の賃料をベースとする高い分配金を得られることだ。現在上場しているJ―REITの配当利回りは3~5%となっている。例えば、「野村不動産オフィスファンド投資法人」を例に挙げてみよう。東京都心を中心にオフィスビルを所有し、資産総額は2100億円程度、株価は48万円、年間の予想配当金は2万円なので、利回りは年4.12%にもなる。

 また、REITは株式や国債などとは異なる値動きをする性質がある。不動産は、物価上昇率を上回って価格が上昇する特性があるためだ。つまり株や国債が値下がりしても、REITは逆の値動きをする特性がある。そのため、資産を株式、国債、REITに分けて投資することで投資資産全体のリスク分散効果がある。

 ただしREITは、地震や火災などにより、価格や配当金が大きく変動するリスクがある。あくまでも余裕資金の範囲内で購入しよう。

(ライフカウンセラー・紀平正幸)

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