効率45倍!超音波で空気から水を生成する技術を米MITの研究チームが開発しちゃった

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 空気に含まれる水蒸気を抽出して飲料水にする技術「大気水生成」。マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが超音波と吸水素材を組み合わせ、従来の太陽熱方式に比べ、なんと最大45倍の効率で水を生成する装置(写真=MITの公式サイトから)を開発した。研究成果が英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(11月18日付電子版)に発表され、注目を集めている。

 従来の大気水生成装置は、夜間にスポンジ状の特殊素材で空気中の水分を吸着し、昼間の太陽熱で蒸発・凝縮させる方式が主流。しかし「水をよく吸う素材ほど手放しにくい」ため、水の抽出に数時間~数日かかるのが課題だった。

 新デバイスは20キロヘルツ以上の超音波を発生させ、素材を高周波で振動させる。水分子と素材の弱い結合だけをピンポイントで切断し、水滴として「振り落とす」仕組みだ。太陽熱ではなく電気を使うため、小型ソーラーセルで駆動でき、素材が十分に水を含むと自動起動するようプログラムも可能。

 研究チームのスベトラーナ・ボリスクナ主任研究員は「砂漠地帯や海水すら利用できない地域で大きな水源になる」と期待を寄せる。

 実用化すれば、窓サイズの吸水パネルと超音波駆動装置を組み合わせた家庭用装置が実現し、1日複数回のサイクルで、まとまった飲料水を確保できるという。

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