消費税増税 “メタボ家計”の年収700万~800万円は貧乏予備軍
消費増税まで5カ月を切った。ファイナンシャルプランナーの花輪陽子さんによると、「まだ先だし、どうにかなる」と油断しているのは、年収700万~800万円世帯に多く、そのほとんどがメタボ家計。消費税貧乏予備軍だという。
「年収が700万円を超えると、無駄な支出が途端に増え始めます。しかも、見栄や自己満足が原因で、本人たちは無駄に気づいていないのが特徴です。夫がそこそこの有名企業勤務で、妻も共稼ぎが長かった場合、家計収入が夫だけになってもお金の使い方をなかなか変えられません。逆に、節約すると生活レベルが落ちるのではと、不安になってしまうのです」(花輪さん)
年収500万円の家計と比べて出費が多いのは「娯楽費」と「日用品」だ。
GWや夏休みのたびに海外旅行がお決まりなら、娯楽費は増えるに決まっているが、むしろ盲点は、日用品のほうだという。