ジャングルの銃声をAIが捕捉!米コーネル大が開発した“密猟者位置特定システム”の威力

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 熱帯雨林で響く銃声を逃さず捉え、密猟者の位置を瞬時に特定する――米コーネル大学の研究チームが開発した最先端のAI音声認識システムが注目を集めている。

 このシステムが“実戦投入”されているのは中央アフリカのガボン、コンゴ共和国、カメルーンの広大な熱帯雨林。森に省電力型マイク「自律録音ユニット(ARU)」が数十基ずつ設置され、24時間365日、森の音を監視している。

 熱帯雨林の中は鳥のさえずり、昆虫の羽音、枝が折れる音、木が倒れる音などで驚くほど騒々しいが、そうした環境の中から、AIは「銃声」だけを正確に拾い上げる。仕組みは次の通りだ。

 まず各ARUが「銃声の可能性が高い音」をリアルタイムで選別し、内蔵のニューラルネットワークで1次判定。確信度が高い場合のみ、中央ハブにデータを送信する。ハブは近隣の複数のARUからも同じ音を拾ったか確認し、三角測量で発射地点を特定。位置情報を即座にレンジャーに送信し、現場へ急行させる。

 プロジェクトを率いるのは、コーネル大のK・リサ・ヤン野生動物音響保全センターのナビーン・ダー氏。12月2日、ホノルルで開かれた日米による音響学会合同会議で発表した。

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