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大ヒットのニトムズ「コロコロ」 元は「ゴキブリ捕獲棒」だった

 粘着クリーナーの市場規模は90億円。トップを走るのはニトムズの「コロコロ」だ。シェア約5割。累計販売数は1983年の発売以来、本体約4000万本、取り換え用スペアは約4億個(2013年10月現在)にも及ぶ。

 ニトムズの前身は、工業用粘着テープなどの製造販売で知られる日東電工が、家庭向け商品に進出すべく立ち上げたプロジェクトチーム。75年に子会社として独立した。粘着テープの技術を生かした商品開発と聞けば「コロコロ」の誕生は納得だが、実は意外な秘話があった。

 それは初の目玉商品(先端に粘着シートのついたゴキブリ捕獲棒)の失敗だ。
「テレビCMまで投入したが思うように売れず、大量の在庫を抱えることに……。負債は深刻で倒産の危機。でも、その在庫を整理している女子社員が粘着テープを丸めてホコリを取っているのを見てひらめき、粘着テープによるゴミ取りを考案。コロコロ(発売時の商品名=粘着カーペットクリーナー)の開発へつながった」(経営企画部の森下里香氏)

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