100店回り、新著は重版も…「リーマン作家」のセルフ書店営業術

公開日: 更新日:

「あの~、著者なんですけど、ビジネス書のご担当の方はいらっしゃいますか」

 アミューズメント関連の大手メーカーに勤務する小関尚紀氏(43)は、「リーマン作家」の名刺を片手に書店を回る。

 13年11月に3冊目となる「世界一わかりやすい『ゲーム理論』の教科書」(KADOKAWA)を出版した。戦略的意思決定に関する理論をストーリー仕立てで解説した本だ。初版で消える書籍が大半という時代。新著は、発売して20日で重版が決まった。

「今回は出版社に止められたので、近所の本屋しか回っていません。ただ、担当の方は顔を覚えてくれていて、『新刊もフォローしますよ』と言ってくれた。どの店も意外と親切に相手をしてくれるんですよ」

■3冊目は発売20日で重版決定

 表紙のカラーコピーを持参し、「この本の著者です」と営業する。売れ行きを聞き、可能であれば手書きのポップを使ってもらう。店によっては最前列で平置きにしてくれたり……。陳列の様子を撮影し、「あそこはこんな感じにしてくれた」とアピールするのも作戦のひとつ。2冊目を出版した際は、東京、大阪、名古屋で合計100店を回った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー野球もチクリと イチロー引退会見で露呈した本音

  2. 2

    事実上のクビ…イチロー現役引退の裏にマリナーズとの暗闘

  3. 3

    新元号の有力候補やはり「安」が? すでに皇太子に提示か

  4. 4

    作家・吉川潮氏が分析 イチロー引退会見で感じた“不快感”

  5. 5

    指導者に興味なしイチローにオリックス「オーナー」就任案

  6. 6

    広瀬すず「母性ダダ漏れ」と意欲…朝ドラ“初母親”への心配

  7. 7

    北海道知事選で“客寄せ” 進次郎議員の露骨な「争点隠し」

  8. 8

    巨人“脆弱な救援陣”で開幕へ…昨季二の舞へ致命的とOB指摘

  9. 9

    V候補の星稜は…センバツ初戦「勝つ高校」と「散る高校」

  10. 10

    白髪イチローの衰えた姿に身震いするような色気を感じる

もっと見る