エルニーニョでも猛暑? 専門家が警告「おかしな気象続く」

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 都心は桜が満開で、日中は汗ばむことも少なくない。この時季は気温がグンと上がり、毎年、GWごろには夏のように暑くなったりする。もう去年のような砂漠並みの猛暑はウンザリだが、気象予報士の森田正光氏はこう予想する。

「この夏は、南アメリカのペルー沖の海面水温が上昇するエルニーニョ現象の発生が予想されています。エルニーニョの年は、夏の暑さをもたらす太平洋高気圧の張り出しが抑えられて、日本の南に下がる。湿った南風が日本列島に吹き込みにくくなり、冷夏になりやすいのです」

 予報通り冷夏になれば11年ぶりのこと。久しぶりに涼しい夏を楽しむのも悪くはないだろう。
 しかし、2月に東京は2週連続で大雪に襲われた。気象の常識では考えられないような異常気象が起こる時代だ。通説が覆される恐れがあるという。

■不穏な「エルニーニョモドキ」

 海洋研究開発機構アプリケーションラボ所長の山形俊男氏が言う。
「エルニーニョ現象の中心がどこにあるかによって、日本の夏は暑さが変わってくるのです。ペルー沖なら、確かに冷夏になりますが、日付変更線ぐらいまで西にズレると、逆に暑くなります。私は、この西にズレたエルニーニョを『エルニーニョモドキ』と命名して、一般的なエルニーニョと区別した。エルニーニョと発表された04年は、実はエルニーニョモドキで、関東から西は通説が覆され、猛暑になったのです」

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