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予報士が警鐘 3月、4月も大雪降らす「南岸低気圧」猛威のクセ

 今月の大雪はつらかった。8~9日と14~15日の2度にわたって雪が降り、東京・大手町では戦後4番目となる積雪27センチを記録。山梨県甲府市では観測史上を大幅に更新する114センチに達した。

 このところ寒さがやわらいでいるので、「もう雪は来ない」とタカをくくっている人もいるだろうが、考えが甘い。3月、4月にまた大雪が関東甲信地方を襲う恐れが強まっているのだ。

 そもそも今回の大雪は南シナ海や東シナ海で発生する「南岸低気圧」が原因だった。気象予報士の佐藤大介氏が言う。

「日本の南岸を北東に進むため、この名で呼ばれています。南岸低気圧は北上する際に内部で反時計回りに風が吹きます。この風が南側の暖かい空気と北側の冷たい空気をかき回し、その結果、冷たい空気を南側に引きずり込んでしまったのです。普通、南岸低気圧は移動する速度が速いので降雪は短くて3時間程度、長くても6時間くらいです。ところが今回は速度がゆっくりだったため、長時間にわたって雪が降り、かなりの高さまで積もってしまいました」

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