ゲリラ豪雨より怖い“分殺雷雨” 危ない地名は「谷・沼・泉」

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 先日のゲリラ豪雨は、ひどかった。東京メトロ恵比寿駅ホームの天井から、打たせ湯みたいに水が流れ、代々木では道路にできた“池”に水没した車を、警察官が泳いで救助。渋谷ではマンホールから水が噴射した。
 雨量は1時間に45ミリほど。一般的に豪雨は同100ミリ超だから、大した量ではない。しかし、そこに落とし穴がある。

 気象予報士の森田正光氏が言う。
「1時間に45ミリといっても、正味10~20分ほどで降ったもの。1時間降り続いていれば100ミリを超えていたはず。短期集中型だったのです。それで、排水能力を超えた水が行き場を失い、マンホールからあふれ、相対的に低い、くぼ地に集まって、被害をもたらしたのです」

 水没した車の運転手は“池”の水が濁り、道路との色の違いに気づかずに“池”にザブン。「水圧でドアが開かず、ヤバいと思った」と“最悪の事態”を考えたそうだ。十数分の雷雨で車が水没し、生死に直面するなんて、ちょっと異常。ゲリラ豪雨の域を越えている。“分殺雷雨”といっていいだろう。そんな“分殺雷雨”はこれからが本番だ。

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