一家に1人は医者か公務員 家庭安泰なら教育費「1点集中」

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 NHK朝ドラ「花子とアン」は、「赤毛のアン」の翻訳者で知られる村岡花子の生涯を描いたものだ。甲府の貧しい小作農に生まれ、きょうだいは自分も含めて8人。だが、彼女の才能に気付いた父親が奔走し、10歳で東京の東洋英和女学校に編入学させた。きょうだいで高等教育を受けたのは彼女ひとり。いわば、親は一点集中で彼女に教育投資したことになる。

 昔は、どこの家庭でもそうだが、すべての子にまんべんなくお金をかけることはできなかった。

 ところが、才能のある兄弟はいるわけで、都会に出て医者や弁護士、国家公務員などで成功し、その暁には、甥っ子や姪っ子を東京に呼んで書生として預かり、教育の再投資をしたものだ。村岡花子もまさに同じで、後に次妹の娘を養子として迎え、その娘をやがて翻訳家として独立させた。

 現在、子供の教育は平等がいいとされる。しかし、この考えは効率的とは言えない。

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