組織作りのプロ断言 次世代トップは社内の“不満分子”にいる

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 傍流を歩んだ人物の社長就任が相次いでいる。東芝の本流は電力畑だが、現トップの田中久雄社長(63)は資材調達部門の出身。三菱重工業の宮永俊一社長(66)は、同社40年ぶりの事務系社長だ。リーダーとなる人物像が大きく様変わりしている。

 三菱商事のトップは、ニューヨーク勤務と企画部門を経験するのが常。しかし、現職の小林健社長(65)はその2つの経験がない。海外赴任先もシンガポールなどのアジア中心。船舶部門の仕事が長かった。

 だが、彼には伝説のエピソードがある。80年代の海運不況の時、取引先の海運会社が次々倒産。売るはずだった船12隻が在庫になった。責任追及される中、彼は売れ残った船で船会社をつくってしまう。今でいう企業内ベンチャーのはしりだ。

「会社が危機の際は、このような人物が求められます」と言うのは、「ヒューマンロジック研究所」の古野俊幸代表だ。同社は、キヤノン、京セラ、ソニー、日産などに組織づくりのノウハウを提案している。

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