大手企業に乗り換えチャンス 転職有利な「管理業務主任者」
今、転職に有利な資格が「管理業務主任者」だ。
案の定、アベノミクスでは雇用も上向いていない。7月の完全失業率は3.8%(総務省労働力調査)と2カ月連続で悪化している。これじゃ華麗な転職は見込めない。不況でも揺るがない「資格」を身につけて、手堅い転職はできないか…そう考える人におすすめなのだ。
一体どんな資格かというと、マンション管理のマネジメント業務に必要な免許で、マンション管理会社において、国交省の省令で定める人数の設置が義務付けられている。00年に制定された比較的新しい資格でもある。
マンションの着工数は駆け込み需要の反動が起きているが、それでも09年から比べると166%と高い伸びを示し、首都圏はそれ以上。さらに20年の東京オリンピック開催へ向けて不動産業界自体が好調だが、中でも熱いのが「マンション業界」といえる。そこに関わる手堅い資格は? と考えると、この資格にたどり着くのだ。ではどこがオススメなのか。
■独占業務
マンション管理契約に関する重要事項の説明など独占業務を担う。マンション管理組合数30組合(30のマンション)につき、1人以上の設置義務がある。