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PC8万台が感染…不正送金ウイルス「ボートラック」の恐怖

「ボートラック」と呼ばれる厄介な新型ウイルスがネット上で猛威を振るっている。警視庁は、4月から国内外で感染した8万2000台にウイルスを無力化するデータを送信。警察がウイルス対策データを送信し、被害防止に取り組むのは世界的にも例がないことだ。

 ボートラックは、「インターネットエクスプローラー」や「グーグルクローム」といったブラウザーに感染する。感染すると、利用者がネットバンキングにログインしただけでウイルスが勝手に動きだし、犯人が前もって指定した口座に不正送金されてしまう。そのため、使い捨ての「ワンタイムパスワード」では全く歯が立たないのだ。

 ボートラックのしわざとみられる被害は昨年146件にも上るという。恐ろしいのは、有効な対策がないことだ。ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう言う。

「ボートラックは見覚えのないメールを開いたり、怪しいアダルトサイトに接続することで知らず知らずのうちに感染します。同タイプのウイルスは他にもありますが、今回は8万2000台と、あまりにも感染台数が多い。警察が一斉駆除に躍起になるのもうなずけます。最近は1回の不正操作で消滅するタイプも出てきていて、シッポが掴みづらい。効果的な対策は特になく、不用意にメールを開けたり、怪しいサイトには接続しないよう心がけるしかありません」

 ネットサーフィン中、突然表示される英語のアラートに、無警戒に「OK」ボタンをクリックするのも危険だという。ひょっとしたら、アナタのPCもすでに感染しているかもしれない。

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