周辺機器メーカーが被害 PCウイルス感染防ぐ“3本の矢”
パソコン周辺機器大手「バッファロー」のサイトにウイルスが混入したことが話題になっている。
5月27日の午前6時から午後1時までに無線LANやハードディスクの更新ファイルをダウンロードしたパソコンに感染した恐れがあるという。対象は最大で856台だ。
「サーバーの管理を外部の会社に委託したところ、その会社のシステムがウイルスに攻撃されたようです。お客さまがソフトをダウンロードすると、ソフトを解凍するよう中国語の文字が表示されました。指示に従ってダブルクリックすると、セットアップファイルとして感染する仕掛けです」(経営企画部)
昔からある「トロイの木馬」タイプのウイルスで、ネットバンキングのIDと暗証番号を盗まれる恐れがあるという。
バッファローと同じ会社にサーバー管理を委託していた「HIS」と「JUGEM」も先週、同様のウイルス攻撃を受けた。こちらは閲覧しただけで感染したというから深刻だ。