葛西海浜公園に海水浴場“復活” 東京湾の水質は安全なのか

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「東京湾の水に関しては年に数回水質検査をして、環境省にも報告しています。公害だらけだった時代と違い、いまは排水の厳しい基準があり、工場なども独自に排水を浄化して海に流している。住宅の下水も浄化施設でキレイにします。そのため東京湾は人体に害がないほど水質が改善しています。昨年までは主催団体が安全のため顔つけをしないよう呼びかけたようですが、今回は解禁する方針です」(東京都港湾局海上公園課)

 砂浜の幅800メートルを水浴びや潮干狩りができるスペースにし、そのうち150メートルを海水浴場に充てる。期間中、最大3万人の来場者を見込んでいる。入場は無料だ。

 それにしても日本の海は本当にキレイになったのか。環境省に聞いた。

「国は1973年から全国の海水浴場の水質を調べています。水100㏄に大腸菌が1000個以上いないか、水に油膜が張っていないかなどがチェックポイントで、73年は314カ所のうち38カ所が規制基準を超えていました。その後、浄化設備が拡充し、現在は828カ所のすべてが基準値に収まっています。昔みたいに水銀やカドミウムが海に排出されることはあり得ません。東京の台場などは数年前から鮎が戻ってきています」(水・大気環境局水環境課の鴫原茂課長補佐)

 これから日本は人口が減り、東京都も2020年から人口が減少する。工場も中国や東南アジアに進出しているから、水はますますキレイになりそうだ。

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