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過去最高水準40兆円強 「タンス預金」激増に3つの要因

 タンス預金が今年に入ってから激増している。

「銀行券(お札)の発行残高を元に、タンス預金の金額を算出したところ、今年1月は41.7兆円、2月は40.1兆円と過去最高水準でした。金庫が売れるのも納得できる増加ぶりです」(第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏)

 40兆円という金額は、リーマン・ショックのあった2008年(約26兆円)に比べ1.5倍の規模だ。世界中が金融危機に震えた時代より、現在のほうがタンス預金が多いとは驚きだ。

 日銀は9日、2月のマネーストック(通貨供給量)を公表した。現金は6.7%増の90.3兆円。日銀は、「マイナス金利政策の導入が資産の現金化を促したとするのは時期尚早」(調査統計局)とした。

 確かに、タンス預金急増の理由はマイナス金利ばかりではない。

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