日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

笑える、ムカつく…子供の語彙不足はマークシートが原因か

 10日、東大の合格発表が行われた。受験エリートの喜びの笑顔であふれていたが、この大学入試が2020年度に始まる「大学入学希望者学力評価テスト」で転換期を迎える。従来のマークシート方式から、考えるプロセスを問う記述式を一部導入するのだ。これによって子供の論理性が高まると期待するのは、数学者で「論理的に考え、書く力」(光文社新書)の著者、芳沢光雄桜美林大学教授(62)だ。

■筋道を立てて説明する力

「ようやくマークシート一辺倒から記述式に目が向けられ、まずは一歩前進と思ってます。マークシートは正解を当てる技術を磨く傾向があり、そのテクニックを教える予備校まであります。一方、記述式は答えを論理的に導くプロセスを大事にするため、数学の試験なら最後の最後で計算間違いをしても、途中までが合っていれば加点されます。記入欄を間違うだけで0点になるマークシートより、よほど公平な試験といえるでしょう。海外の試験は記述式が一般的ですし、今の子供が苦手だとされる、筋道をきちんと立てて説明する能力を養うことができます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事