サバは高騰、ウニは手頃に 庶民の味と高級魚に“逆転現象”

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 日本や中国など6カ国・地域が参加した北太平洋漁業委員会会合が、26日閉幕し、「マサバ漁」の許可漁船の数を現状より増やさない抑制措置を導入することで一致した。中国による昨年のサバの漁獲量は前年の5倍に急増し、将来的な資源の減少が懸念されているためだ。サバが高級魚になるのも時間の問題だ。

「日本人が知らない漁業の大問題」の著書がある鹿児島大教授の佐野雅昭氏(水産経済学)が言う。

「5年後、10年後の長期スパンで見れば、サバに限らずほとんどの水産資源の価格が上昇することになるでしょう。温暖化など環境面の影響で漁獲量全体が減少傾向にあるうえ、中国をはじめとする新興国の需要が急増しているからです。近い将来、価格高騰でめったに食べられなくなる水産物が増えるはずです」

 水産庁は、29日から福岡市で開催する国際会議でマグロの緊急漁獲規制を提案する予定だ。マグロやサバだけでなく、家庭の食卓から消えてしまいそうな大衆魚はまだある。

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