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刻印番号から合鍵作られ被害 「鍵の複製」この手で防ぐ

 番号が分かれば同じ鍵を作れる――。愛媛県松山市で起きた事件で鍵の“複製”が簡単にできることを知り、びっくりした人も多いだろう。

 9月10日に同市内の女子大生が自宅マンションに帰宅したところ、見知らぬ男と鉢合わせ。男はその場から逃走し、翌日県警に自首した。逮捕されたのは愛媛大学医学部付属病院の契約職員(44)だった。

 その侵入方法がすごい。事件の前にマンションの管理会社を装って女子大生の部屋を訪れ、鍵を見せるよう求めて鍵番号をメモ。その後、ネットを使って鍵業者に合鍵の複製を依頼したのだが、その際に使われたのがメモした鍵番号だった。

「社団法人日本防犯学校」学長の梅本正行氏が言う。

「鍵には一つ一つ固有の番号が刻印されており、鍵メーカーはこの番号によってそれぞれの形状のデータを管理しています。だから紛失したときメーカーに番号を知らせれば、すぐに新しい鍵を作ってもらえるのです。紛失の際の便宜をはかるためのシステムですが、犯人はこれを悪用しました。ネットを通じて鍵の業者にメーカー名と番号を伝え、複製を依頼すれば、早い場合は1週間で合鍵を届けてもらえます」

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