副大臣2人が疑問符 クールビズ「室温28度」で快適なのか

公開日: 更新日:

「なんとなく28度になった」――。夏場の「クールビズ」で環境省が冷房温度として呼びかけている「28度」に閣内から疑問が噴き出した。

 11日開かれた副大臣会議。2005年のクールビズ開始当時、環境省の担当課長だった盛山正仁・法務副大臣が「なんとなく28度という目安でスタートして、それが独り歩きしてしまった」と発言。環境省の関芳弘・副大臣も「28度は不快な温度だとの声があった。科学的に検討したい」と見直しを示唆した。言いだしっぺである当時の環境省幹部までが首をひねるとは驚きだ。

 国は通称“ビル管理法”と労働安全法で室温を17~28度、湿度を40~70%に設定するよう指導している。環境省はクールビズの28度を「両法律の数字を適用した」(国民生活対策室)と説明するが、科学的根拠については「分からない」との答え。28度という数字を見直す予定はないそうだ。「国は省エネを優先するあまり、上限ギリギリの28度を設定したのでしょう」と指摘するのは医学博士の左門新氏だ。大抵の職場は室温には注意するものの、湿度を軽視しがちだという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

  2. 2
    ワクチン接種完了でも「150日間で死者10万人超」の衝撃予測! 行動制限を緩和して大丈夫なのか?

    ワクチン接種完了でも「150日間で死者10万人超」の衝撃予測! 行動制限を緩和して大丈夫なのか?

  3. 3
    二刀流で結果残す大谷翔平に冷ややかな視線…気になる他球団投手陣からのやっかみ

    二刀流で結果残す大谷翔平に冷ややかな視線…気になる他球団投手陣からのやっかみ

  4. 4
    マルサに目をつけられた 川崎“ハイレベル”ソープ経営者のド派手生活と脱税手口

    マルサに目をつけられた 川崎“ハイレベル”ソープ経営者のド派手生活と脱税手口

  5. 5
    巨人は今年も「育成」大量指名か…“買い漁り”に他球団や大学から悲鳴とブーイング

    巨人は今年も「育成」大量指名か…“買い漁り”に他球団や大学から悲鳴とブーイング

もっと見る

  1. 6
    中田翔が二軍で打撃大爆発も居場所なし…巨人ファームは「とっとと一軍へ」が本音

    中田翔が二軍で打撃大爆発も居場所なし…巨人ファームは「とっとと一軍へ」が本音

  2. 7
    安倍前首相は真っ青…チルドレン90人“造反”で総裁選「高市氏支持」まとまらず

    安倍前首相は真っ青…チルドレン90人“造反”で総裁選「高市氏支持」まとまらず

  3. 8
    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  4. 9
    ソフトB自力優勝消滅で崖っぷち…V逸なら再び浮上する「ポスト工藤」に城島アドバイザー

    ソフトB自力優勝消滅で崖っぷち…V逸なら再び浮上する「ポスト工藤」に城島アドバイザー

  5. 10
    神戸山口組の中核組織「山健組」分裂と兵庫県警が断定 ヤクザ業界にまた血の雨が降る

    神戸山口組の中核組織「山健組」分裂と兵庫県警が断定 ヤクザ業界にまた血の雨が降る