「船場吉兆」騒動“ささやき女将”の次男は99万円から再出発

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 賞味期限偽装や産地偽装が発覚し、2007年12月に謝罪会見を開いた老舗料理店「船場吉兆」。その席上、取締役の湯木喜久郎氏に女将の佐知子氏がささやく姿が話題になった。店は08年5月に廃業、まもなく10年になる。

「『ささやき』は母の親心。前日に母と兄は、弁護士の先生から想定問答のレクチャーを受けたので、母は兄が練習しているところを見ていました。その兄が当日、頭が真っ白になってしまって返答に行き詰まったので、レクチャーを思い出しながら助け舟を出したわけです。想定外だったのは、そんな声を拾われたことです」

 こう話すのは次男の尚二さん(48)。船場吉兆は08年1月に民事再生法の適用を受けて営業を再開したが、同年4月には食材の使い回しが報じられた。

「営業再開後は、“ささやき女将に会いたい”と一時、お客さんもいて売り上げは増えたのですが、手つかず食材の使い回しの件が明るみに出て、3週間で潰れました。おかげで私には“水中で溺れ死になさい”といった手紙が来ました。『誰にも迷惑をかけない自殺の指南書』と書かれたものです。食べ残し問題が起きた時には、ケンタッキーフライドチキンの食べかすが宅配便で母に送られてきたり。両親は自己破産しました。我々兄弟は自己破産にはなりませんでしたが、99万円だけ残して残りは補償に回されました」

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