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NY大和銀事件<1>いつの間にか米国で金融の仕事をスタート

 1995年、阪神・淡路大震災の年。米・ニューヨークで日本人銀行員が簿外取引により約11億ドル(当時の為替レートで約1100億円)の損失を出した「NY大和銀事件」を覚えているだろうか。その主役・井口俊英さんのその後を追った――。

 人はみずからを育んだ職業からの呪縛から、やはり逃れられないのかもしれない――。

 事件後、禁錮4年の判決を受けた井口さんは、いくつかの著作を世に出している。ベストセラーとなった「告白」、アメリカでの勾留時、偶然知り合った“刑務所ギャング”の実情を描いた「刑務所の王」、小説「陰謀のドル―FRB議長暗殺」(いずれも文芸春秋)だ。

 これに後に妻となるガールフレンドが書いた「マーメイド」(日経BP社)を含めると、事件と井口氏の人となりが文字を通して見えてくる。

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