組織ごとに温度差 企業や警察が取り組む中国語対策の実情

公開日: 更新日:

■増加する外国人の犯罪に対応するため

 商社ならではの手厚さだろうが、警察も中国語対策に力を入れる。

「警視庁の捜査員の中にも、適性に応じて中国語研修が行われることがあります。専門職として採用される通訳はいるのですが、それでは増加する中国人犯罪をカバーしきれませんから」(警視庁関係者)

 ある捜査員は入庁後、1年近くを中国語研修に費やしたという。

 自動車メーカーにとっても、中国市場は欠かせないだろう。しかし、エンジニアは事情が違うらしい。

「1年に4、5回、中国の現地工場に出張しますが、コミュニケーションは通訳を介して行うのでほとんどしゃべれませんよ。飲食店でメニューを見ると、漢字から何となく料理のイメージが浮かぶので、それを指さしながら『いーがー(1つ)』とか『りゃんがー(2つ)』とか言う程度。営業はしゃべれないとダメですが、私は時々、工場のチェックに出向く程度ですから」(あるエンジニア)

 伊藤忠のように全社的に対策を打つところもあれば、そうでないところも。中国対策を仕掛ける組織の中にも、意外と温度差があるようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本潤主演「99.9」ヒロインが黒木華ではなく杉咲花のワケ

  2. 2

    巨人にリリーフ強化のトレード情報 防御率ガタ落ち大慌て

  3. 3

    菅野の故障で巨人が“腕まくり”引き留めに破格の40億円用意

  4. 4

    インド株の市中感染を初確認!7月に全国蔓延で五輪は絶望

  5. 5

    小池知事「五輪中止」のタイミング…重なる4年前の都議選

  6. 6

    紗栄子は魔性の女…17歳アーティストYOSHIを骨抜きにした

  7. 7

    五輪選手らを選手村と会場に“閉じ込める”政府案の浅はかさ

  8. 8

    森七菜「移籍騒動」の代償…勢い急失速で連ドラ出演ゼロに

  9. 9

    菅田将暉がミスキャスト?「コントが始まる」低迷の元凶

  10. 10

    小室ママ雲隠れ…眞子さま"代理解決"を急ぐ秋篠宮家の事情

もっと見る