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目黒5歳女児も 学歴コンプレックスの親がハマる“教育虐待”

 東京・目黒区で5歳の女児が虐待を受けて死亡したとされる事件では、自宅から「いきがきれるまでうんどうする」「べんきょうする」など約20項目のルールが書かれたメモが見つかっている。その内容から身体的虐待だけでなく、「教育虐待」も行われていたことが見て取れるだろう。

「子どもの受容能力を超えてまで勉強を強要し、そのために身体的、あるいは、言葉や態度による暴力を振るうことが、教育虐待です。『ノー』と言えない親子の力関係の中で、『約束』をさせ、それを破ると『約束を破ったこと』を理由に身体的・心理的な暴力を振るうことも教育虐待に当たる。今回はまさにそのケースです」

 こう話すのは、教育・育児ジャーナリストのおおたとしまさ氏だ。知らず知らずのうちに、心理的に子どもを追い詰めている親は少なくないという。

「教育虐待に陥りやすいのは、正にも負にも学歴コンプレックスを持っている親です。自らの経験に基づいて、『学歴がないと苦労するから』と自分のコンプレックスを晴らす役割を子どもに期待するケースがひとつ。高学歴の親は、そういう生き方しか知らず、子どもが学歴の道から外れようとすると、虐待に進むケースもあります。自分以上の高学歴を得させようと、教育虐待に至るのです」

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