奥野修司
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奥野修司ノンフィクション作家

大阪府出身のノンフィクション作家。2006年、「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。著書に「ねじれた絆」「魂でもいいから、そばにいて」などがある。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「怖い中国食品、不気味なアメリカ食品」(講談社文庫)も。

お米にも危険な農薬が…水田で使われ体に蓄積されていく

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 いかに輸入小麦が農薬にまみれているか、安全性に問題があるか、前回紹介した。

 一方で米はどうか。実はもみ殻には大量のケイ素が含まれていて、いわば食べる部分をガラスコーティングしているようなものだ。だから、多少の農薬を使って栽培しても、農薬が内部に浸透しない。さらに、もみ殻を取って精米したあと、食べる時は水でといで炊くから、農薬が混入しても限りなくゼロに近づく。 ただし、胚芽に農薬が残っている可能性はあるので、玄米は有機を選ぶべきだろう。

 こうして比較すると、安全ということでは、小麦は米にかなわない。

 ところが、ネオニコチノイド農薬が登場してから様子が一変した。日本で使われるネオニコチノイド系農薬の多くは水田で使われる。一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストのサイトには、米の中のジノテフランというネオニコチノイド系農薬を検査したデータが掲載されている。

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