奥野修司
著者のコラム一覧
奥野修司ノンフィクション作家

▽おくの・しゅうじ 1948年、大阪府生まれ。「ナツコ 沖縄密貿易の女王」で講談社ノンフィクション賞(05年)、大宅壮一ノンフィクション賞(06年)を受賞。食べ物と健康に関しても精力的に取材を続け、近著に「本当は危ない国産食品 」(新潮新書)がある。

お米にも危険な農薬が…水田で使われ体に蓄積されていく

公開日: 更新日:

 いかに輸入小麦が農薬にまみれているか、安全性に問題があるか、前回紹介した。

 一方で米はどうか。実はもみ殻には大量のケイ素が含まれていて、いわば食べる部分をガラスコーティングしているようなものだ。だから、多少の農薬を使って栽培しても、農薬が内部に浸透しない。さらに、もみ殻を取って精米したあと、食べる時は水でといで炊くから、農薬が混入しても限りなくゼロに近づく。 ただし、胚芽に農薬が残っている可能性はあるので、玄米は有機を選ぶべきだろう。

 こうして比較すると、安全ということでは、小麦は米にかなわない。

 ところが、ネオニコチノイド農薬が登場してから様子が一変した。日本で使われるネオニコチノイド系農薬の多くは水田で使われる。一般社団法人アクト・ビヨンド・トラストのサイトには、米の中のジノテフランというネオニコチノイド系農薬を検査したデータが掲載されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石人気は萌歌→萌音に…女優姉妹で“逆転現象”のナゼ?

  2. 2

    森七菜にチラつくステージママの影 囁かれる開店休業危機

  3. 3

    上白石萌音「ボス恋」に有名映画と酷似の声…どう跳ね返す

  4. 4

    桜疑惑で安倍前首相に致命的弱点 “虚偽答弁”を見過ごすな

  5. 5

    囁かれる「菅首相退陣」シナリオ 二階幹事長が見捨てる時

  6. 6

    菅首相が公邸に呼んだ医師が話題 コロナ対策持論に弊害も

  7. 7

    キムタクと交際の噂があった“かおりん”直撃 9年近い交際

  8. 8

    不祥事連発ジャニーズJr. “22歳活動終了制度”導入の波紋

  9. 9

    橋本環奈が辿る剛力彩芽と同じ道 USEN宇野会長と親密報道

  10. 10

    森七菜「電撃移籍」の真相 “恩人の死”引き金で実母が暗躍

もっと見る